エッジ・レコーディングの可能性

昨夜は、極秘裏に(これは嘘)来日したBrickcom社の副社長と歓談。IPカメラ業界の今後について意見を交わしました。

まだ日本市場に参入したばかりの同社ですが、海外市場は堅調な伸びを示しており、特にドイツでは急速にシェアを拡大しています。いやいやMobotix社のお膝元ではないかと言えば、M社の製品は高価かつ特殊なニーズに向けてつくられているので、一般市場には低価格で質の高いB社の製品が受け入れられているとのこと。なるほど。

「安くて性能が良ければ売れる」というのは当たり前のように聞こえますが、ここ日本では決してそうではなく、特に新しいもの、新興ブランドを市場に突っ込むためには仕掛けが必要になります。そこでB社とのプロジェクトで進めているのがエッジ・レコーディングの機能拡張でして、既存のSD/SDHCから一歩先にSDXCに対応してしまおうと計画しています。

SD/SDHCだとせいぜい数日間しか録画できませんが、SDXCなら最大2TBまでサポートするので1カ月以上の録画が可能になります。書き込み速度は2MB/sまたは4MB/sでも、ビットレートに換算すると16Mbps、32Mbpsなのでメガピクセル・カメラでも十分使用に耐えます。高画質化が進むにつれ、ネットワーク帯域の問題が顕著になってくるので(いや実際、現場によっては問題になっています)、今後エッジ・レコーディングに対する需要は高まるでしょう。

あんまりエッジ・レコーディングが普及すると、我々のようなレコーダー・メーカーは収益が圧迫されるのではないか、と思われがちですが、それはまた別のソリューションを準備中なのです。IPカメラ業界を知り尽くした販社と、IPカメラ・メーカーと、その開発を迅速・確実に行えるバックボーンと、高画質・高性能になるカメラのパフォーマンスを生かせるレコーダーと管理するソフトウェア。これらを武器にしてフル・レンジのラインナップを揃えていく予定なのです。
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by viostor | 2012-03-24 08:22 | 一般情報

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